五山送り火(当日決行編その二) [登山]
16日午後8時15分前、京都市内の主だった建物や施設、そして家庭の照明がポツポツと消えていきます。
送り火が見やすいようにと事前に申し合わせをしておられるのです。
点火5分前、保存会の役員さんが、非常に危険であるためそれぞれが逃げ場を確保しておくことやライトをつけないことなどの注意事項を大声で叫んでおられます。
(私自身この時はそんなに危険なこととは考えもしておりませんでした。)
そして、いよいよ午後8時、下のほうでたいまつを振り回した役員さんが、大きな声で「点火ぁ~!」と叫ばれました。
と同時に、各ポイントでは「よっしゃー」の気合いで一斉に着火です。
最初はものすごい煙です。
が、あっと言う間に火柱が立ち上がり、身の危険を実感することとなるのです。
あとは言葉が出ません。
この暑さ、いや熱さが感じられるでしょうか?
風に煽られ、火の粉が横殴りで襲い掛かってきます。
消防局の方が再度類焼を防ぐべく放水を始められました。
熱い!
呼吸もできないくらいの熱風が全身に体当たりしてくるようです。
火の粉が目に飛び込んできます。
何とか身を避けながら、ふと下界を見てみると、ものすごい数のカメラのフラッシュがたかれています。
そして目前の山々をみると、右から「法」「妙」の文字もくっきりと浮かび上がっています。
さらに左のほうには「船形」がその形を浮かび上がらせてきています。
本当に見事な火の文字と形の芸術です。
(残念ながら、左大文字と鳥居は小さくて見難かったようでした。)
聞くところによりますと、この「船形」は10数人が走り回って点火しているとのこと、山の斜面での大変な作業であることは想像に難くありません。
もう熱いことも忘れて見とれてしまい、ご先祖さんを送ることをふと思い出した私は、胸の中で手を合わさせてもらいました。
いつごろから始められた行事なのかわからないそうですが、代々地元の方たちが真剣に受け継がれているこの行事、いつまでも絶やすことなく、そして事故なく続けていかれることも祈らせていただいたことはいうまでもありません。
最高の夏の思い出となる1日でした。
送り火が見やすいようにと事前に申し合わせをしておられるのです。
点火5分前、保存会の役員さんが、非常に危険であるためそれぞれが逃げ場を確保しておくことやライトをつけないことなどの注意事項を大声で叫んでおられます。
(私自身この時はそんなに危険なこととは考えもしておりませんでした。)
そして、いよいよ午後8時、下のほうでたいまつを振り回した役員さんが、大きな声で「点火ぁ~!」と叫ばれました。
と同時に、各ポイントでは「よっしゃー」の気合いで一斉に着火です。
最初はものすごい煙です。
が、あっと言う間に火柱が立ち上がり、身の危険を実感することとなるのです。
あとは言葉が出ません。
この暑さ、いや熱さが感じられるでしょうか?
風に煽られ、火の粉が横殴りで襲い掛かってきます。
消防局の方が再度類焼を防ぐべく放水を始められました。
熱い!
呼吸もできないくらいの熱風が全身に体当たりしてくるようです。
火の粉が目に飛び込んできます。
何とか身を避けながら、ふと下界を見てみると、ものすごい数のカメラのフラッシュがたかれています。
そして目前の山々をみると、右から「法」「妙」の文字もくっきりと浮かび上がっています。
さらに左のほうには「船形」がその形を浮かび上がらせてきています。
本当に見事な火の文字と形の芸術です。
(残念ながら、左大文字と鳥居は小さくて見難かったようでした。)
聞くところによりますと、この「船形」は10数人が走り回って点火しているとのこと、山の斜面での大変な作業であることは想像に難くありません。
もう熱いことも忘れて見とれてしまい、ご先祖さんを送ることをふと思い出した私は、胸の中で手を合わさせてもらいました。
いつごろから始められた行事なのかわからないそうですが、代々地元の方たちが真剣に受け継がれているこの行事、いつまでも絶やすことなく、そして事故なく続けていかれることも祈らせていただいたことはいうまでもありません。
最高の夏の思い出となる1日でした。
ご無沙汰しています!またゆっくり訪問しま~す!
by まつもっくり (2008-08-18 00:38)
★まつもっくりさん、待ってま~す!
★奥津軽さん、PAPAさん、nice!ありがとうございました!
by pandada (2008-08-18 16:24)
京都の送り火。
私も実際現地で見てみたいですねぇ。
夜景もとても綺麗です。U^ェ^U
by おとやん (2008-08-18 19:59)
見てるだけで十分です。しかし、よお倒れへんかったでんな~。
by takutyan (2008-08-18 21:54)
★おとやんさん、当日は非常に危険なために一般の方は入れないそうです。
が、たくさんの方が登ってこられ、保存会や消防の方に怒られてはりました。
事故がなかっただけでも奇跡かも知れません。
夜景は、コンデジだったので、うまく撮ることができませんでした。
でも、ちゃんと眼に焼き付けてきましたよ。
★takutyanさん、恐らく登るだけで約1kg、火の前で約1kg、降りるのに約1kgくらいは汗が出ていると思います。
(上で3kgくらい呑んだかな・・・・・?)
で、ホテルに帰って倒れました・・・。
by pandada (2008-08-19 07:48)
いい体験してきましたねー
きっとビールも美味しかったでしょうね^^
by Ranger (2008-08-19 17:13)
★Rangerさん、山の急斜面で逃げ場が少なく大変でした。
「大」の字は見えませんでしたが、「法」「妙」「船形」を眼前にした時は感動しました。
何よりも、保存会や消防の方々の努力の賜物ですね。
by pandada (2008-08-19 17:44)
遠くからは見たこと有りますが
こんなに間近に見られるとはすごく貴重です!
by ハイマン (2008-08-19 17:56)
★ハイマンさん、こんにちは!
間近すぎて・・・、でも本当に貴重な体験をさせていただきました。
みなさんに感謝!です。
by pandada (2008-08-19 18:05)
すごい迫力ですねー!!
そんな場所からでも見れるんですね!
一度見てみたいです。
by ユミ (2008-09-01 23:26)
ユミさん、おはようございます。
急斜面で逃げ場はほとんど無いし、炎は風に煽られて襲ってくるし、危ない目に会いました。
この日は一般の方は入山禁止となっており、本来は保存会関係者のみなんですが、どこからか入山された方たちも多く、関係者に怒られてましたョ。
やっぱり遠くから見るのがきれいですね。
by pandada (2008-09-02 07:34)