夏越の祓(なごしのはらえ) [旅]
先日、梅雨が上がったかのように朝から晴れた日に京都に行ってきました。
いつだったか、たまたま入った喫茶店のパンフレット立てにあった旅行パンフレットを何気なく見ていて、ちょっと気になっていたところがあったからです。
JR西日本が出している冊子の6月の特集記事の中に、『夏越祓(なごしのはらえ)』という文字を見つけました。
『夏越の祓』とは、過ぎた半年の穢れを祓い、残りの半年を健やかに過ごせるようにと、各地の神社で執り行われる神事のことだそうです。
ちょうど6月が1年の半分ということで、早いところでは1日から茅の輪(ちのわ)を据えてあるそうです。
参拝する人はこの輪をくぐることで半年の穢れを祓い、夏の病気にかかったりせずに、残りの半年を健やかに過ごせるようにお参りをするとのこと。(『茅の輪くぐり』)
いつにも増して穢れた(?)半年を過ごした私です、これは行っておかなくてはと、梅雨の間隙をついて電車に乗ったしだいです。
朝早く出ましたので、とりあえず嵐山で降り、ぶらぶらと竹林の道を歩いて行くことにしました。
むせかえるほどの青竹の臭いの中、うっそうとした竹林の道を気持ちよく歩き、縁結びの社で知られる『野宮神社』へ。
ややこしい(?)ご縁をもらってもいけませんので、ここは一礼の後通り過ぎて一気に『あだしの念仏寺』へ。
念仏寺は、雑誌やポスターなんかでよく見るお寺で、一度は行ってみたいと思っていた場所ですが、平日の昼間に訪れても・・・・・?
人も少ないし、ちょっと不気味な雰囲気が漂っていました。
拝観料を払っていただいたパンフレットを見てみると、8月末の夕刻からの先灯供養の日が、やはり灯されるロウソクで幻想的な景色になるようです。
次回はその頃にしようと思い、来た道を戻って嵐電(嵐山電鉄)に乗り、今回の第1目的地である『車折神社(くるまざきじんじゃ)』へと向いました・・・・・・。(つづく)
京都は何度か行ったことはあるのですが、山手の方は
回ったことがありません。よくテレビ等で拝見しますが
いい処が沢山ありますね。もう一度行ってみたいな。
by 奥津軽 (2009-07-01 07:26)
おはようございます。
昨夜の豪雨が嘘のように晴れております。
日中いっぱいもってくれればいいのですが・・・。
★奥津軽さん、やはり京都は見所がいっぱいです。
観光客が少ない頃に、嵯峨の竹林の道を歩いてみて下さい。
じーっとしていたくなりますよ。
★icarusさん、nice!ありがとうございました。
by pandada (2009-07-01 08:52)
パンフレットやポスターを見てふっと旅立つところ、
ほんと同じですねー(笑)
青竹がいきいきしてて気持いい景色ですね★
by ユミ (2009-07-01 20:28)
ユミさん、計画して行動するのもいいですが、ふらっと行ってみるのも思いがけない出会いがあったりで面白いですね。
竹林の道を歩くと、生きているって実感しますョ。
by pandada (2009-07-02 08:03)